東伊豆の秋を彩る二大祭りレポート:熱川「石曳き道灌まつり」と稲取「どんつく祭り」
東伊豆の秋は、温泉情緒と祭囃子が響き合う特別な季節。今年も地域の熱気を存分に感じる二大イベントが開催され、多くの来場者でにぎわいました。夏には伊東温泉花火大会で「宿からなぎさ公園まで徒歩15分、混雑しすぎず快適に観覧できた」との声が寄せられましたが、秋の祭りも負けず劣らずの盛況ぶり。温泉、街歩き、祭りが三位一体となった東伊豆ならではの旅の魅力が、国内外の来訪者を惹きつけています。
石曳き道灌まつり(熱川温泉/9月28日) 熱川温泉で行われた「石曳き道灌まつり」には、来場者1,300人が集い、曳手は250人が参加。威勢のいい掛け声とともに息を合わせ、築城石を一斉に動かす瞬間は圧巻で、会場は大きな一体感に包まれました。当日は大島町長も参加し、町関係者とともに御石曳を体験。地域の歴史と力を体感する貴重な機会となりました。祭りの前後には、華の湯パークで温泉たまご作りや足湯、お湯かけ弁財天への参拝を楽しむ方も多く、温泉地ならではの楽しみ方が旅の満足度をさらに高めています。
どんつく祭り(稲取温泉/10月4日)
「天下の奇祭」と称される稲取温泉の「どんつく祭り」には、2,500人が来場。姉妹都市の長野県岡谷市からも多くの方々をお迎えし、当町関係者との交流を深めました。伝統の「お神輿」や艶やかな「芸者踊り」、迫力満点の「どん太鼓」が繰り広げられ、夜の湯のまちに熱気と笑顔が広がりました。古来の風習と温泉地の風情が融合する舞台は、はじめて訪れる人の心にも強く残ります。
インバウンドにも人気、広がる東伊豆ファンの輪 両イベントとも、海外からの来訪者が多数。日本らしい文化体験として、祭りを心から楽しむ様子が見られました。実際に東伊豆には、静岡・神奈川を中心に年1回以上のリピーターや、カップル・ご夫婦での来訪が多く、移動手段も自家用車や電車と幅広いのが特徴。旅の情報源は、旅行専門誌やテレビ、WEB検索、口コミなど多岐にわたります。受け入れの雰囲気に満足という声も多く、快適に楽しめる環境が評価されています。
これからの取り組み この勢いをさらに広げる鍵は、海外への効果的なプロモーション。動画やSNSで「音」と「動き」が伝わる発信、温泉や街歩きとセットにしたモデルコースの多言語化、アクセスや混雑情報の見える化を進めることで、来遊者は一層増えるはずです。祭りの熱気、温泉のやすらぎ、路地裏の小さな発見——東伊豆の旅は、何度訪れても新しい感動に出会えます。次の季節も、皆さまのお越しを心よりお待ちしています。